私は魚介類は食べ、お肉を食べない食生活を5年続けています。
魚介類を食べるベジタリアンをペスカタリアンといいます。
私は夫と6歳&3歳の娘がいる4人家族です。
私以外の家族はお肉も食べますが、家ではお肉料理は作りません。
ベジタリアンに興味があるけど自分以外の食事を作っている人は家族の意向で悩む方もいるのではないでしょうか。
お肉を食べる人を批判したり、ペスカタリアンを正しいと決めつけるつもりは全くありません。個人的な記録と見解です。
我が家の夕食の献立は週に3回くらいが魚料理がメイン。
残り3〜4日は野菜がメインや、大豆ミートや豆腐製品がメイン料理になります。
朝食はおにぎりと前夜の残りのお味噌汁です。
娘達は保育園の給食でお肉を食べる
娘2人は幼児期でエネルギー源として必要なのか揚げ物が好きです。
魚の竜田揚げや魚フライが好物です。
家でのメニューにお肉を求められたことはありません。
でも幼児期はまだ味覚も育っていなく、好き嫌いも気まぐれです。
この前までよく食べていたものが、急に嫌がって食べてくれないことも多いですし、野菜料理も調理法が変わればもりもり食べてくれることもあります。
実は長女はお肉の食感が好きではなく、保育園の給食のお肉メインのおかずを食べない時期がありました。
今は鶏の唐揚げだけは好きなようですが、あまり好んでお肉を食べません。
家で出す大豆ミート料理は、長女に『これはお肉じゃなくてお豆のお肉?』と確認されます。長女は私がお肉を食べない主義であることをなんとなく理解してくれています。
夫の食の好みの周期とストレス期
ペスカタリアンになったばかりの頃に、夫婦で「ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実」というドキュメンタリー映画を観ました。
映画に菜食主義の強靭なアスリートが出てくるので、アスリートが菜食を選択する理由や、健康面に良いことは知識として夫は知っていますし、実は過去に少しだけベジタリアンだったことがあるそうです。
ハタチ前後の尖っていた!?時期に、、自分で獲ったものを食べるのは良いが無駄な殺生は必要ないと考えていたそうです。
でも現在は、、、身体がお肉を求めるようです。
平日の昼食はほぼ外食で、お肉料理の定食、ラーメン、家で私が作らないものも食べています。
胃が疲れた頃なのか、たまに蕎麦や焼き魚定食ばかりを食べる時期もあり、そんな時は家のヘルシーなメニューを喜んでくれます。そしてその時期はお腹の調子が良さそうです。
でも一緒に過ごす週末の外食でラーメンが食べれないことや、私の制限で行けるお店が限られる、などの不満が溜まって夫のストレスの時期が周期的にやってきます。
その夫のストレス期には、普段は喧嘩にならないことでも喧嘩が起きたりするのでお互い悲しい気持ちです。
お互いが自分を理解してほしいと願い、自分の欲求が満たされずにぶつかるのです。
最近は夫が筋トレにハマっているので、タンパク質摂取に気をつけています。
お肉や卵を自分で買ってきて自分で調理して作り置きしています。
飲食業なので夕食も家では食べることが少なく、テイクアウトかお弁当を作って仕事に持って行きます。このお弁当は家にある菜食の作り置きや冷凍食品を詰めたものに自分専用の筋肉おかずをプラスしています。
好みが違う他人との生活で、食生活を合わせるのは難しいですが、お互いがちょうど良いところを探り合いながら、話し合い、擦り合わせて、いろいろ試すのが結局の解決策なのでしょうね。
(きっとみなさん食生活以外でも一緒に生活している相手の価値観と自分の価値観の違いでたくさん喧嘩しますよね!?私は大雑把なので、よく細かいことができていなくて注意されます!)
選択を尊重して
たまに 菜食主義の人 VS 肉食 の過激な論争もありますが、それも一部の話が誇張されて目立っているだけで、他人に押し付けをしない菜食主義の人や、もともとお肉が好きじゃない人も主張しないだけで身近にいると思います。
そしてお肉を完全に排除するわけではない、柔軟な菜食主義のフレキシタリアンという選択もあります。
ベジタリアンは絶対にお肉を食べないなら、エキスが入ったものも食べるべきではない。と他者からの謎の制限も要りません。
他者が0%か100%かで判断しようとする必要はなく、本人の意思で食べ物を決めれば良いのではないかと思います。
・私一人がペスカタリアンになったところで、気候危機の問題は解決しない。
・環境問題を考えての選択なら、魚介類を食べることも環境破壊に繋がるから食べるべきではない。
0か100という判断基準で考えるとそうなのですが、そうではないところも私の意思にあります。
何事にも途中経過はあるので、もしかしたら今後はまたお肉を食べ始めるかもしれないし、魚介類も食べない100%菜食主義のヴィーガンになるかもしれない。
何かを始めるときに最初から100%である必要はないですよね。
日本人みんなが最初から漢字が書けるわけではないように、ひらがな、カタカナを学び、漢字を少しずつ10%から50%と使える数が増えるようになるのと同じではないでしょうか。
漢字が使えない5歳児は日本人失格と考える人はいないと思います。
次回は家族と生活しながら完璧ではないペスカタリアン生活のゆるい話を書いてみます。
外食や市販品を購入する中での妥協するところや、実は・・な話。
ペスカタリアンになった5年の内に豚骨ラーメンを食べたことがあリマス・・・
Comments