私は魚介類は食べ、お肉を食べない食生活を5年続けています。
魚介類を食べるベジタリアンをペスカタリアンといいます。
この食生活の良いところや気づいたことをまとめてみました。
お肉を食べる人を批判したり、ペスカタリアンを正しいと決めつけるつもりは全くありません。個人的な記録です。
私がペスカタリアンになったきっかけは環境問題
2019年、長女が1歳の時にオーストラリアで大規模な森林火災がありました。
異常気象、乾燥も原因の1つであり、気候変動を身近に感じました。
気候変動の原因は温室効果ガスの排出です。
それは森林伐採や畜産業も影響しています。
子供の未来を考えると、気候変動と真剣に向き合わなければ、どんなに大切で愛しい我が子でもみんな生きられない世界になってしまいます。
私は知らなかったのですが、皆さんご存知ですか?畜産飼料の栽培のために森林が伐採されています。
そこから工業型畜産の実態を知り、言葉を失うほどショックでした。
環境への負荷が大きいこと、動物の飼育状態に倫理的の問題があること、お肉を買う、食べることはその問題に自分が加担していると思い、自分では購入しないようにし、少しずつ食べなくなりました。
肉食を経った初期の身体や気持ちの変化
1 快便(健康な形状)、オナラが減った、オナラが臭くない。
2 消化の負担が少ないのでお腹が軽い、空腹感を感じる
3 毎日満腹感があるほど食べているが、太らない。(食べてる量より出て行く)
4 第六感?のような、他人のオーラをよく感じてそれが当たる。
(この私のスピリチュアルすぎる勝手な考察→屠殺された動物のお肉には恐怖や悲しみの負の感情が少なからずエネルギーとしてお肉自体に残っていて、それが身体に入らなくなったことで私の中の見えないエネルギーが変わった??という根拠のない考察)
5 野菜メインの料理を作る日々が楽しい。野菜でこんなにレパートリーが増やせる自分がすごい!と自信になる。
6 脂質を身体が求めるのか野菜や魚の揚げ物料理が増える。
7 動物園には自分でお金を出して行きたくないと思う。
そしてその頃にあったあまり良くない?かもしれない変化です。
1 痩せてる時期の冬がもの凄く寒かった。
2 お肉売り場に近づけない。胸がギューっと締め付けられる感覚で、自分から負の感情が出ている。
3 ペットを飼っている人に、犬猫は良くて牛や豚や鶏の畜産は食べ物だから殺されてもしょうがないと思われている種差別についてどう思うか?理解してほしいと、実際には言えないが心の奥でモヤモヤした気持ちがあった。
現在は
1 お腹の調子が良いのが基本。昔はお腹を下しやく、オナラが臭かったのは食べ物がよくなかったと独身時代の食生活を振り返る。
2 加齢により代謝も多少落ち、痩せすぎることは無くなったが太ることもない。
3 第六感?は鈍ったかもしれない。
4 お肉売り場を見て苦しくなることは無くなったが、私にとっては食べ物ではなく、生き物の死骸なので、自分の視界にお肉売り場にだけフィルターをかけて見えにくくする技術がついた。お肉が焼ける匂いは死骸が焼けている匂いなので不快。
5 自分の食生活が当たり前になりすぎて、ペスカタリアンの良さ?を周りに言わなくなった。
6 ペットも可愛い、牛も豚も鶏も可愛いと思うが、他人に種差別について理解してほしいという思いでモヤモヤしなくなった(音楽のジャンルの好みが違うような感覚。人それぞれのタイミングがあるから〜。いつか知るきっかけがあれば良いな〜。という感じ)
ペスカタリアンの良いところ
1 野菜中心の食生活でありながら、魚から動物性タンパク質、ヘム鉄も摂取でき、ヴィーガンのよく指摘される栄養問題も解消されやすい。
2 消化の負担が少ない。
3 体型維持に良い。
4 環境問題、動物愛護に配慮できる。
5 お肉の代替えになる豆腐製品、大豆ミートは低コストで食費を圧迫しない。
6 外食がしやすい。和食や居酒屋、イタリアンなど選択肢は広いのでベジタリアン以外の人との外食も意外と難しくない。
ペスカタリアンの問題点
1 環境に配慮する点では、過剰漁獲や漁具の廃棄、海洋汚染、エビやサーモンなどの養殖業の問題点は多い。
2 魚介アレルギーの人には無理。
以上が簡単にまとめた記録です。
次回は、家族の中で自分だけがペスカタリアンの場合の家族との食生活について
記事を書こうと思います!^_^
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